SMARTCOBY Ex05 公式解説|薄さよりも、”全部入り”という選択

モバイルバッテリーは、薄く軽くなっていくもの——そんな流れのなかで、SMARTCOBY Ex05はあえて逆を向いて生まれた1台です。内蔵ケーブル、ワイヤレス充電、スタンドリング、残量液晶。「そんなに詰め込んで大丈夫?」と思われるかもしれませんが、この詰め込み方にこそ理由があります。設計の考え方と想いを、メーカー公式として少しだけ裏側も交えてお届けします。

本記事は、発売時の紹介動画(2026年6月22日公開)をもとに構成しています。囲みの引用は、動画内の言葉をそのまま掲載しています。

スペック

型番CIO-MB35W2C-SS10K-EX05
価格メーカー希望小売価格 ¥8,980(税込)
容量10,000mAh(半固体電池セル採用)
出力内蔵ケーブル35W/USB-Cポート35W/ワイヤレス(Qi2.2)25W
内蔵ケーブルU字収納・約22cm・入出力両対応・断線時は交換可能
スタンド背面リング(約100度まで起き上がり+360度回転)
残量表示ドットマトリクス液晶(1%単位)
サイズ約103.4×69.3×22.7mm(リング含む)/約238g
カラーブラック/ホワイト

実は「ワイヤレス充電器」なんです

スマホ背面にそのまま吸着してワイヤレス充電

Ex05のいちばん面白いところは、モバイルバッテリーとして持ち出す前に、家では据え置きのワイヤレス充電器として毎日働いてくれることです。

「これ言うなればワイヤレス充電器なんですよ。モバイルバッテリーやんって思うかもしれない。でもワイヤレス充電器なんですよ。このケーブルがワイヤレス充電器の先っちょの役割になってますし、なんならスタンドついてるから立体的に使えるし」

これを支えているのが完全パススルーという仕組みです。本体が満タンのときは、内蔵電池を介さずケーブルからスマホへ直接給電します。つまり、ベッドサイドやデスクに置きっぱなしでワイヤレス充電器として使い続けても、電池を傷めません。

「電池の劣化なく、本当の意味でワイヤレス充電器に近しい形で使っていただけるかなと思います」

充電を始めると、ドットマトリクス液晶には電池アイコンが浮かび上がり、残量に合わせてメーターが少しずつ伸びていきます。「これも可愛いよね」——機能のためだけではない、眺めたくなる遊び心も込めました。

ドットマトリクス液晶が残量を1%単位で表示

「ながら充電」のための1台

スタンドリングは約100度まで起き上がり、360度回転します。この機能が活きるのは、充電を”待つ時間”にしたくない場面です。

「とにもかくにもこのSMARTCOBY Ex05持っていただきたい人に関しては、ながら充電される方。例えばお料理中とか、あるいはお仕事の中でスマホ時たまメッセージとか必要だから立て掛けておく必要あるんだとか、そういう方」

キッチンでレシピを見ながら。仕事中、通知をちらりと確認しながら。新幹線で動画を観ながら。どの場面でも、スタンドと充電器を別々に用意する必要がなくなります。実はこのスタンド、コメント欄で何度もリクエストをいただいてきた機能でした。

「何回このスタンド付けろって言ってきたか、やっと叶えてくれたかと思っていただいた方——」

声を寄せ続けてくださった皆さまのおかげで、この形にたどり着けました。ありがとうございます。

縦でも横でも。リングが叶える、ハンズフリー充電

目指したのは「生活シーンにフィットする1台」

そもそもEx05は、スペック競争のために生まれた製品ではありません。開発の出発点は、こういうものでした。

「とにかく使うシーンをめちゃくちゃ増やして、携帯性だけじゃなくて、何年間も近くにあって常に満タンの状態で使ってるよみたいな、それが自分の生活シーンにめちゃフィットしてるんだよっていうモバイルバッテリーを作りたいなと思って」

「常に満タンで、いつも近くにある」——この状態には、うれしい副産物があります。毎日使っているものが、そのまま備えになることです。

「起きてほしくないですけど有事の時とかでも100%なんで、いわゆるフェーズフリーみたいな、何かあった時に日常的に使ってるものがすぐに防災用品になります」

ノートPCの充電についても、考え方は「急速充電」だけではありません。

外出先で作業をしていると、充電速度よりも「バッテリー残量を減らさず使い続けられること」が重要な場面もあります。

「実は30Wあったとしたならば、電池はそんなに急速には増えないけど減らないっていう使い方もできる」

カフェや新幹線など、限られた時間の中で作業をするときも、バッテリー残量を気にせずPCを使い続けられる。それもEx05が提供する安心感のひとつです。

「闇雲につけたんじゃない」— 厚み22.7mmの理由

「ただただ闇雲につけたんじゃなくて、それぞれ組み合わさった時の機能のマッチと、それでいて実用シーンたくさんあるので」

Ex05の厚みには、はっきりした理由があります。ケーブル内蔵にスタンドリング、そしてディスプレイ表示。これだけの機能を詰め込みつつ、実際に使うシーンでの便利さや機能同士の一体感を追求した結果生まれたのが、このサイズ感です。

「薄さ」という選択肢は、すでにSLIMⅡシリーズが担ってくれています。役割を明確に分けたからこそ、Ex05は薄さに縛られることなく、思い切り“全部入り”に振り切ることができました。

「こういうギミックとかも搭載してるので、遊び心に溢れた、単なる機能性だけじゃなくて、使っていて所有欲満たされるようなモバイルバッテリーとなっております」

ただ便利なだけではなく、使うたびにワクワクするギミックとこだわり。22.7mmという厚みは、CIOが実用的かつ遊び心を追求して辿り着いた「最適解」の形なのです。

Ex05が適している方・適していない方

適している方: ながら充電をされる方(料理中・お仕事中・移動中の動画視聴)、ワイヤレス充電器を兼ねた”常に満タンの1台”を生活に組み込みたい方、日常用と防災用を1台で兼ねたい方。プレゼントにも、使い方を発見する楽しさごと贈れる1台です。

適していない方: とにかく薄く・軽く持ちたい方には、Ex05は適していません。設計思想がまったく逆だからです。

「とにかく薄い軽いモバイルバッテリー探してるよという方に関しては、これ全く逆を行くアプローチで作った製品となっております」

薄さを重視される方には、同じ半固体のSMARTCOBY SLIMⅡシリーズ(厚さ約14mmの10,000mAhモデルなど)をおすすめします。また、リングに指を挟んで長時間持ち歩く使い方は、素材がアルミのため指に負担がかかりやすく、あまり向いていません。

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一緒に使うと、こう便利 — 家・外・旅行の3シーン

家では: Polaris CUBE DESK / NovaPort SLIM QUAD for DESK — 卓上に置いて内蔵ケーブルを伸ばして接続すれば、Ex05は常に満タンの「ワイヤレス充電器」として毎日働きます。完全パススルーなので電池も傷みません。
外では: NovaPort SLIM DUOⅡ 45W / 67W — カフェや移動中は薄型充電器と2枚持ち。席ではフル速度で充電しながら、Ex05は立て掛けスタンドとして活躍します。
旅行では: Polaris CUBE Built in CABLE — タップ+充電器一体型と組み合わせれば、ホテルのコンセントが少なくても家族分・デバイス分をまとめて充電できます。

よくある質問

完全パススルーとは何ですか?

本体の電池が満タンのとき、内蔵電池を介さずケーブルからスマホへ直接給電する仕組みです。ワイヤレス充電器として常用しても電池が劣化しにくくなります。

夏場のワイヤレス充電は熱くなりませんか?

ワイヤレス充電は構造上発熱しやすいため、Ex05は有線への切り替えができる設計です。夏場や急いで充電したいときは内蔵ケーブルをお使いください。

半固体電池なら絶対に燃えませんか?

いいえ。100%燃えないことを保証するものではありません。ただし従来のリチウムイオン電池と比べて発火の確率は大きく下がります。なお「半固体」には業界共通の定義がまだ無いため、CIOは試験データの公開など根拠の開示とあわせて採用しています。詳しくは半固体系バッテリーの解説ページをご覧ください。

内蔵ケーブルが断線したらどうなりますか?

ケーブルは取り替え可能な設計です。断線しても本体ごと買い替える必要はありません。

CIOはこれからも「多機能と最新テクノロジーでわくわくする未来をつくる」を軸に、製品と情報をメーカー目線でお届けしていきます。